『市販のヘアカラーは本当にダメ?』

query_builder 2026/02/16
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美容師が「本当の理由」を正直に説明します



当サロンでよく聞かれるのが、


「市販のカラーってやっぱりダメですか?」

「痛むって聞くけど、何がそんなに違うんですか?」


という質問です。


美容師側からはよく

「市販は傷みますよ」と言われますが、

実は少しニュアンスが違います。


今日は、

なぜ市販カラーがトラブルにつながりやすいのかを、

美容師目線で整理してお伝えします。



結論:市販カラーが“悪い”のではなく「前提」が違う


まず結論から言うと、


市販カラーが絶対にダメ、というわけではありません。


ただし、

作られている前提が美容室用とは大きく違う

というのが本当のところです。



市販カラーは誰に向けて作られているのか?


市販のカラー剤は基本的に、

•これまで一度もカラーをしたことがない

•キューティクルがしっかりしている健康毛


こういった髪でも

しっかり発色するように強めに設計されています。


なぜなら、


色が入らない=クレーム


になってしまうからです。


そのため、

「誰でも染まる」ように

ややパワー強めで作られているのが特徴です。



問題が起きやすいのはこんなケース


実際にトラブルが起きやすいのは、

•すでに何度もカラーやパーマをしている

•年齢とともに髪が細くなっている

•ダメージ履歴が複雑になっている


こういった状態の髪に

健康毛前提の強い薬剤を使ってしまう場合です。


特に子育て世代以上の方は、

•時間がない

•なるべく安く済ませたい


という理由で市販カラーを選びがちですが、実はその世代こそ、髪が若い頃より繊細になっていることが多いです。


つまり、

オーバースペックになりやすい。


これが大きなポイントです。



もう一つの落とし穴:毛先への繰り返し塗布


美容室で白髪染めをする場合、


「リタッチ」といって

伸びた根元だけを染める方法をよく使います。


毛先には必要以上のダメージを与えないためです。


しかし市販カラーは、

基本的に“全体を染められる量”が入っています。


余るともったいないから、と

毎回毛先まで塗ってしまう方も少なくありません。


ですが毛先は、

•何度もカラーしている

•パーマ履歴がある

•紫外線ダメージも受けている


つまり、

一番弱っている部分です。


そこに毎回、健康毛前提の薬剤を乗せるのは、リスクが高い行為になります。



本当のデメリットは「履歴がややこしくなること」


一番の問題は、


ダメージ履歴が複雑になってしまうことです。


その結果、

•思った色が入らない

•パーマがかからない

•ムラが出る

•ビビリ毛になる


といったトラブルにつながることがあります。


初めて行った美容室で、

これまでの履歴が分からない状態で施術をすると想定外の反応が起こることもあります。


例えるなら、

お薬手帳なしで

何を服用しているのかも分からないまま

新しい薬を処方してもらうようなもの。


髪も同じで、

履歴がとても重要です。



市販カラーを続けるのは悪いこと?


ずっと市販で染め続けると決めているのであれば、それはもちろん自由です。


ただ、

•将来的にパーマをかけたい

•明るめカラーを楽しみたい

•髪をきれいに保ちたい


そう思っているなら、

どこかで一度リセットしてあげることも大切です。



最後に


自分の体を大事にするのと同じように、

髪も年齢とともに扱い方を変えていく必要があります。


市販が絶対悪、という話ではありません。


ですが、


「自分の髪をこれからも大切にしたい」


そう思っている方には、

こちらも本気で向き合います。


気になる方は、

まずは今の履歴を含めてお気軽にご相談ください。



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